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嫌いという感情の正体 2

 

感情が「嫌いと思うことで その人とかかわることによって再び傷つくのを避ける」
というような役割を持っていることがある と嫌いという感情の正体1で書きました。

その続きです。

例えば 親子などでお母さんが嫌い お父さんが嫌いなどという感情に
どうしようもなくとらわれてしまっている人は多いのですが
このような人は基本的に愛情深く 人を信じたがる傾向があります。

そのため 傷つけられてもすぐに許してしまったり 忘れてしまったりする傾向があり
そうなるとまた深く傷つけられる可能性が高くなります。

お母さんのことは信じたいですからすぐに気を許してはまた傷つく・・・

このようなことが繰り返されて もうこれ以上傷つかないように
その相手を嫌うことで 自分を守ろうとするのです。

他人に対しあまり関心のないタイプは 人のこともあまり嫌いません。
というか無関心なのですね。
他人のことはある意味どうでもいいので期待もしないという訳です。

今朝書いたクライアントさんに話を戻すと
彼女は本当はママ友と仲良くしたいのです。
ですがそこに

彼女が期待するようなものとは違う態度や反応をママ友がとる→
それに傷ついたような気持ちや がっかりしたような気持ちになる→
ですが気のせいだと思い 付き合いを続ける→
何かまたがっかりするような気持ちになることがある→(この感情を抑圧→消耗)→
もうそのような感情を感じたくはないので相手を避けたくなる

と簡単に言っちゃうと このようなことが起こっていました。

たいていの人は気が付いていませんが その人やモノと接することで
自分のエネルギーが増すか減るかが好き嫌いを決めています

実際に彼女はこのママ友のことを嫌っていたのではなく
自分のエネルギーが消耗することを怖れていたのです。
それは自然なことであるといえます。

大切なことは彼女もママ友も どちらも悪くはないのです。
ただこのかかわりにおいて 彼女の方は「エネルギーが消耗する」ので
そうならないように避けている ということです。

避けることを自分に許さないと エネルギーを消耗し続け
その原因となっている相手のことを益々嫌うようになってしまいます。

これは相手に責任があることではなく 自分の問題です。

自分のエネルギーを消耗するような関係があるとして
それに気づいたなら 自分はどのような気持ちになる関係性が欲しいのか
それを明確にして そのような関係をもたらさない相手からは離れ
他の望ましい関係を求めてゆけばいいのですね。

すべての体験は わたしたちが何を望んでいるのかを問い
それをもたらしてくれるために起こっているのです!

ではよい一日を♪


2014年11月13日

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