インナーチャイルドは あなたが迎えに来るのを 待っています

両親を許せないあなたへ

 

いくつになっても両親のことを許せない
そんな風におっしゃる方がいます。

子供のころ
両親にかけられた言葉や
態度によって

歪んだセルフイメージを持つ
インナーチャイルドが
そこから生まれる
苦しみの行き場がなくて
両親への怒りに変わってしまっていることがほとんどです。

人間関係の悩み、というものは
ほぼほぼ「期待」によって生まれています。

たとえどんなに相手に問題があるように見えても
あなたに苦しみが生まれているとしたら

それはあなたの
「人はこうあるべき」
「この人はこういう人であってほしい」
という期待から生まれています。

ですから 自分がその期待に気づいて
その期待を手放したなら
人間関係の問題は
きれいさっぱり消え失せるということなのです。

中でも特に期待をしてしまうのが
親に対してなんですね。

両親を許して 
欠点も含めて受け入れるのに
平均して50歳くらいまでかかるらしいです。

そのくらい
両親のことを受け入れることって
難しいことなんですね。

両親への怒りを持ち続けているということは
両親はこういう風であってほしい
自分のすべてを受け入れてほしい(ほしかった)
という甘えを抱き続けているということです

特に両親に対して特別な思いを抱いている場合に
許すことが難しいわけですから
愛情の裏返しともいえます。

子どものありのままを受け入れてあげることができるか否かは
両親の成熟度にかかっていて
諦めるしかないことも多々あります。

ですから50歳をかなり過ぎても
まだ諦めきれずに
両親のことを許せないで 
怒りを持ち続けているとしたら
それはかなり子供っぽいことかもしれません。

怒りを抱き続けるのは
怒りを手放す気がないからではないでしょうか?

怒りは手放す気になれば
時間はかかるかもしれませんが
必ず手放せるものだと思うのです。

それをしようとしないのは
どこかにまだ
「両親に変わってほしい」
という愛憎入り乱れた感情を抱いているのだと思います。

そしてたいていの場合
両親への恨みを抱き続けているのは
今幸せでないことが原因だったりします

幸せな人は
たとえば過去に虐待や里子に出されるなどの辛い体験があったとしても
その体験があったからこそ今の自分がいる、と考えます。

けれども今幸せでないと
今自分が辛いのはあの両親のせいなのだ
と考えてしまうものです。

過去がどうであっても
あなたが今から幸せになれない理由はありません

過去から学んで
それを手放していきさえすればいいのです。

両親が自分を受け入れてくれたら
あるいは
受け入れてくれない両親を許すことができたら
幸せになろう。
とするのではなく

許せないままでもいいので
それはそのまま置いておいて
自分が幸せになりましょう。

「幸せになるにはどうしたらいいのか?」
そのことに意識を合わせるのです。

「なぜ今 自分が苦しいのか?」
にいつまでも意識を合わせていても
なかなかそこから抜け出すことができません。

どうにもならないことは
どうにかしようとしないで
どうにかできることに取り組みましょう。

そうしないと
人生という砂時計の
大切な時間という砂が
どんどん落ちて行ってしまうから。。。

2018.12.27

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